Windowsパソコンに分散型バージョン管理システムGit for Windowsをインストールして、外出先でも各種プロダクトの開発が行えるようにします。
Gitの操作はVisual Studio Code Insidersで行うことにしています。
なお、プログレス合同会社では自社プライベートGitリポジトリサーバーとしてGitLabを運用しています。
Gitの公式サイトからWindows版のGitクライアントをダウンロードします。
https://git-scm.com/download/winにアクセスするとダウンロードが自動で始まります。
執筆時(2019/09/24)のバージョンは2.23.0でした。
ダウンロードしたexeファイルを実行します。
『Next >』で次に進みます。
『Next >』で次に進みます。
ウィンドウズエクスプローラーのコンテキストメニュー(右クリックメニュー)にはGitを追加しないため『Windows Explorer integation』のチェックを外しています。
『Next >』で次に進みます。
『Next >』で次に進みます。
『Visual Studio Code Insiders』を選択しています。
『Next >』で次に進みます。
GitはVisual Studio Codeで使用しますので『Git from the command line and also from 3rd-party software』を選択しています。
『Next >』で次に進みます。
GitリポジトリにHTTPSでアクセスするときに使用するSSL/TLS証明書ライブラリを指定します。
『Next >』で次に進みます。
Gitで改行コードの変換をさせないので『Checkout as-is, commit as-is』を選択しています。
『Next >』で次に進みます。
Gitで使用するコンソールを選択します。
『Next >』で次に進みます。
Gitでシンボリックリンクを使えるように『Enable symbolic links』にチェックを入れています。
『Next >』で次に進みます。
『Install』でインストールが開始されます。
終了するまで待ちます。
『Finish』でセットアップ画面を閉じます。
Gitを使用する最低限の設定を行います。
WindowsのスタートメニューからGit Bashを起動します。
Git Bashで下記のコマンドを実行します。
git config --global user.name "your name" git config --global user.email email@example.co.jp git config --global core.sshCommand "C:/Windows/System32/OpenSSH/ssh.exe"
GitのリモートリポジトリにSSHでアクセスする際に、秘密鍵にパスフレーズが設定されていると、パスフレーズを入力できないためPermission denied (publickey)エラーになります。
Windows付属のOpenSSH Authentication Agentを使用して、パスフレーズの入力を行うようにします。
デスクトップのPCアイコンを右クリックしてコンテキストメニューから管理(G)でコンピュータの管理画面を開きます。
『サービス』➡『OpenSSH Authentication Agent』を右クリックして、コンテキストメニューから『プロパティ』をクリックします。
スタートアップの種類(E)を『自動』にして『適用(A)』をクリックします。
『OK』でプロパティ画面を閉じます。
OpenSSH Authentication AgentにSSH秘密鍵のパスフレーズを登録します。
ssh-add
Enter passphrase for C:\Users\xxxxxxxxxx/.ssh/id_ed25519: Identity added: C:\Users\xxxxxxxxxx/.ssh/id_ed25519