継続的なサービスでは、請求書を先に出して、実際の売上が計上されるのは2ヶ月後というような取引があります。
売上を計上するタイミングで売上伝票を登録すれば何の問題もないのですが、freee会計を使っていると、伝票を先に登録しておかないと入金消込ができないという問題が出てきます。
また、決済予定日(入金締切日)を設定しておくと
というように、ログインした時に決済予定日(入金締切日)を過ぎて入金消込がされていないと、お知らせが表示されます。
それではということで、売上計上日の日付で売上伝票を先に登録します。
例えば、2025-01-01で売上、決済予定日は2025-01-31の伝票を請求書発行日の2024-12-03で登録します。
とてもありがたいお客様で、請求書を出したら2024-12-05に入金していただけました。
消込対象の伝票の発生日が2025-01-01で入金日(決済日)が2024-12-05ですので、発生もしていない取引の決済はできないという当然の指摘です。
となると、請求書発行日の2024-12-03で伝票を登録するしかありませんが、その日の売上ではありませんので売上では起票できません。
売上では起票できませんので、未収入金を使います。
取引入力
売上以外の勘定科目で登録すると相手勘定科目は未収入金になります。
そのため、仕訳を見ると、未収入金 / 未収入金となり勘定科目的には相殺されています。
未収入金を区別するため、「仮売上(先請求)」という品目を付けています。
freee会計では登録した取引の債権債務に対して、消込をするための関連仕訳を登録することができます。
その機能を使って、売上計上の仕訳を登録します。
登録した取引伝票をクリックして編集画面を出します。
取引の右側にある「三点アイコン」をクリックして「+更新」を登録を行います。
「+更新」を登録2025-01-01で売上を計上する関連仕訳を登録しています。
入金消込2024-12-03の未収入金に対して2024-12-05の入金(決済)なので入金消込ができます。
仕訳結果