WindowsのSSHクライアントPuTTYで鍵ペアを生成します。
PuTTYはPuTTY PRIVATE PATCHES(ICE IV+putty)を日本語化して使用しています。
puttygen.exe(PuTTY鍵生成)を起動します。
鍵の種類はECDSAを推奨しますが、Git等でECDSAがサポートされていないサーバーがありますのでRSA鍵も作成しておきます。
画像はECDSA鍵の作成例です。
乱数を作成して鍵を生成するため画像の網掛け部分でマウスを動かしてインジケーターを進めます。 公開鍵の保存『鍵のコメント(C)』を任意で変更し、画像の赤枠部分をすべてコピーしてファイルに保存します。
ファイル名は任意ですが、ECDSAの公開鍵という意味で id_ecdsa.pub にしました。
OpenSSH秘密鍵の保存『鍵のパスフレーズ(A)』および『パスフレーズの確認』を入力し、『変換(V)』→『OpenSSH形式へエクスポート』でファイルに保存します。
ファイル名は任意ですが、ECDSAの秘密鍵という意味で id_ecdsa にしました。
PuTTY用秘密鍵の保存『秘密鍵の保存(S)』でPuTTY用秘密鍵をファイルに保存します。
ファイル名は任意ですが、拡張子はppkにします。
ECDSAのPuTTY用秘密鍵という意味で id_ecdsa.ppk にしました。
RSA鍵ペアについても同様に作成します。
また、セキュリティ面やログイン管理のためにも鍵ペアは端末ごとに別々に作成することをお勧めします。
公開鍵をサーバー管理者に渡し、サーバーにインストールしてもらえばSSHによるログインが可能になります。