目次

01.インストール

Conoha VPSへは下記の手順でFedora CoreOSをインストールしています。

サーバー契約

Fedora CoreOSのインストールには最低2GBのメモリが必要です。
インストール終了後は1GBのメモリにプラン変更しても動作させることが可能です。

ConoHa VPSにはFedora CoreOSのイメージタイプは存在しませんので、ISOイメージを使用してのインストールになります。
そのため、イメージタイプは任意で構わないのですが、ここではOS:Arch Linuxを選択することにします。

契約したインストールサーバーはシャットダウンしておきます。

ISO配信用サーバーの準備

ConoHa VPSではSSL化されたサーバーからインストール用のISOイメージをダウンロードすることができません。
Fedora CoreOSのダウンロードサイトはSSL化されていますので、一時的にISO配信用サーバーを準備します。

ISO配信用サーバーの契約

ConoHa VPSでメモリ512MBLAMP(PHP)イメージのサーバーを一時的に契約して、Fedora CoreOSのインストール後に解約することにします。

ISOイメージの取得

契約したISO配信用サーバーにSSH(rootユーザー、パスワード認証)でログインして、Fedora CoreOSのダウンロードページから最新バージョンのISOイメージを取得します。

cd /var/www/html
JSON=https://builds.coreos.fedoraproject.org/streams/stable.json
curl $(curl $JSON | sed -ne '/location.*-live.x86_64\.iso/p' | cut -d '"' -f 4) > fedora-coreos-live.iso

SSHログイン用の鍵ペアの作成

インストールサーバーで作業するためにSSHログイン用の鍵ペアを作成します。

ssh-keygen -t ed25519
Generating public/private ed25519 key pair.
Enter file in which to save the key (/root/.ssh/id_ed25519): /var/www/html/ed25519
Enter passphrase (empty for no passphrase): [パスフレーズ]
Enter same passphrase again: [パスフレーズ]
  :

3行目
鍵の保管場所と秘密鍵のファイル名を指定します。
4, 5行目
鍵のパスフレーズを指定します。

インストール

ISO配信用サーバーでConoHa VPSのISOインストール用ツールconoha-isoを使用してFedora CoreOSをインストールします。

conoha-isoの準備

conoha-isoのダウンロードおよび実行用環境変数を設定します。
実行用環境変数の設定する内容はConoHa VPSのコントロールパネル➡APIで確認できます。

cd /tmp
URL=https://github.com/hironobu-s/conoha-iso/releases/download/current
curl -sL $URL/conoha-iso-linux.amd64.gz | zcat > conoha-iso && chmod +x ./conoha-iso
export OS_TENANT_ID=[API情報(テナントID)]
export OS_REGION=tyo1
export OS_USERNAME=[APIユーザー名]
export OS_PASSWORD=[APIユーザーパスワード]

ISOイメージのダウンロード

ConoHa VPSにISO配信用サーバーのISOイメージをダウンロードします。

./conoha-iso download -i "http://$(hostname -I | cut -d ' ' -f 1)/fedora-coreos-live.iso"
INFO[...] Download request was accepted.

ダウンロードの終了を確認します。

./conoha-iso list
[Image1]
Name:  fedora-coreos-live.iso
Url:   http://.../fedora-coreos-live.iso
Path:  /mnt/isos/repos/tenant_iso_data/.../fedora-coreos-live.iso
Ctime: ...
Size:  ...

ISOイメージのマウント

ConoHa VPSにダウンロードしたISOイメージをマウントします。

./conoha-iso insert
[1] server1 (...)
Please select VPS [1]: 1

[1] fedora-coreos-live.iso
Please select ISO [1]: 1
INFO[...] ISO file was inserted and changed boot device.

3行目
マウントするサーバーを指定します。
6行目
マウントするISOイメージを指定します。

インストールサーバーの起動

ConoHa VPSのコントロールパネルからインストールするサーバーを起動します。

SSHログインの準備

ConoHa VPSのサーバーコンソールではキーマップがUS仕様であったり、auditログが流れたりと作業がしづらいので、RLogin等のSSHクライアントからログインできるように準備します。

mkdir .ssh '' chmod 700 .ssh '' cd .ssh
curl http+//[ISO配信サーバーIP]/ed25519.pub > authorized=keys
chmod 600 authorized=keys

サーバーコンソールのテキスト送信にコピー&ペーストができるようUS仕様キーマップで表記しています

インストールディスク初期化

インストールサーバーにSSH(coreユーザー、鍵認証(ISO配信用サーバーで作成した秘密鍵を使用))でログインして、インストールディスクの初期化を行います。

sudo fdisk /dev/vda
  :
Command (m for help): p
  :
/dev/vda1 ... BIOS boot
/dev/vda2 ... EFI System

Command (m for help): d
Partition number (1,2, default 2): [Enter]

Partition 2 has been deleted.

Command (m for help): d
Selected partition 1
Partition 1 has been deleted.

Command (m for help): wq
  :

3行目
パーティションを確認します
8行目、9行目
2つ目のパーティションを削除します
13行目
1つ目のパーティションを削除します
17行目
パーティションテーブルに反映させてコマンドを終了します

構成ファイルの変換

インストールに使用するFedora CoreOSの構成ファイルconfig.yamlを準備して、SFTPやSCPでインストールするConoHa VPSサーバーに転送します。

構成ファイルの変換ツールFedora CoreOS Config Transpiler(fcct)を使用してYAML形式の構成ファイルをJSON形式に変換します。

URL=https://github.com/coreos/fcct/releases/download
VER=v0.6.0
curl -L $URL/$VER/fcct-x86_64-unknown-linux-gnu > fcct
chmod +x fcct
./fcct --input config.yaml --output config.ign

2行目
最新バージョンはfcctのリリースページで確認してください

インストール

Fedora CoreOSのインストールを実行します。

sudo coreos-installer install /dev/vda --ignition config.ign
  :
Writing Ignition config
Install complete.
 
sudo poweroff

インストールが完了しました!

ISOイメージのアンマウント

ConoHa VPSのISOイメージをアンマウントします。

./conoha-iso eject
[1] server1 (...)
Please select VPS [1]: 1
INFO[...] ISO file was ejected.

3行目
アンマウントするサーバーを指定します。

Fedora Coreサーバーの起動

ConoHa VPSのコントロールパネルからFedora Coreサーバーを起動します。